PCで見る

フィールドワーク

　このページをご覧になるということは、相当実力がついているはずです。少なくとも自分の言いたいことは韓国語で言えるようになっていると思います。語学の勉強に終わりはありません。更なる高みに向けてがんばりましょう。

(1)　漢字語の増強

　韓国の漢字語は日本語とほとんど同じです。日本語の漢字語をドンドン韓国発音しましょう。分からなかったら、名詞―日本語との関連性を見ましょう。

　日本の駅や大きな公共施設の各種表示には日本語、英語、中国語とともにハングルが書いてあります。それを発音してみましょう。その意味は日本語として書いてあります。

　これらは日本でできます。

　また、韓国へ行く機会があったら、ビルの看板や公共施設の各種表示のハングルを発音し、どの日本語に当たるのか考えましょう。

(2)　テレビの韓国語放送

　外国語はヒアリングが重要な要素なのは間違いありません。韓国語の場合、英語と違い、語順も同じ、「て」、「に」、「を」、「は」もある。又、韓国の50％を占める漢字語は日本語と同じです。ここまで勉強された皆さんにとってはそれほど難しくないと思います。

　筆者がお勧めする番組は、北朝鮮のものも含め、ニュース放送です。一貫した丁寧形のムニダ調ですから分かりやすいと思います。

　一方、ドラマは普通の会話なので、丁寧形、略体丁寧形、尊敬形、パンマル、目下に使う言葉と、いろいろ出てくるので難易度は高いです。常に、原形が何かを理解する努力が必要で、単に丸暗記するとすれば、丁寧形と尊敬形のダブリを考えると5通り以上になります。

　特に歴史ものの宮廷ドラマになると、臣下は常に尊敬形、王族は常に目下向けの言葉と両極端に分かれます。下手をすると目下向けの言葉ばかり憶えることになります。外国人にとっては、目下向けの言葉を使う機会は皆無と考えるべきです。憶えてはいけません。

　パンマルですら、本当に親友と呼べるような韓国人、あるいは韓国人の恋人相手にしか使わないようにすべきです。したがって憶える必要はありません。憶えると不用意に出てしまいます。

(3)　コリアンカフェ

　残念ながら筆者はまだ行ったことがないのですが、韓国人が多い、大久保あたりのカフェへ行くと韓国人と話ができるそうです。これは、いい勉強になると思います。わからない言葉はハングルで書いてもらうことを励行しましょう。

(4)　語学学校

　徹底的に勉強したければ語学学校へ行くしかありません。日本の語学学校の目指すレベルがどのくらいなのかわかりません。韓国語検定を受験し、レベルチェックしてから、語学学校のクラスを選定することをお勧めします。もう皆さんが行くクラスはないかも知れません。最後は韓国の語学堂（オハクダン）の６ヶ月コースだと思います。