外来語

ラ行で始まる単語は全て外来語
　　本HPは、ハングルを読み取り、そこから漢字語を拾い出し日本語に結び付けることを主眼に置いています。
　　そこで障害となるのは外来語です。日本語の場合はカタカナで書くのですぐに分かりますが、ハングルは表音文字なので、特に短い単語はわかりにくいです。

（１）　外来語を見分ける方法(外来語の特徴）
1)　リウルで始まる単語
　　韓国語は、文字の最初の
リウルはニウンかイウン
になりますので、
リウル
で始まる単語は全て外来語です。辞書を引いても、
リウル
の項は全て外来語です。

　2)　以下の文字が入った単語
　　以下は韓国語では使われていない文字ですので、この文字が入っている単語は外来語です。
ニュ、デュ、ブ、ショ、シェ、ショ、シュ
　　　
3)　ピウプのある単語は可能性が高い
　　元来、激音なので韓国語では余り使われていませんが、fの発音は韓国語にはないので、全て
ピウプ
を当てています。
fan、France、coffee

　　ただし、以下の通り、pの表記にも使われていますので、比較のために、記載しました。
pen、pride、copy

（２）　外来語の構成

　1)　ハングルに合せ、単語をスペル（字数）ではなく、発音ベースで子音＋母音、子音＋母音＋子音の組合せで区切ります。
2)　fとpにはピウプを当てます。
3)　lとrにはリウルを当てます。
母音を伴うｌの前に子音がある場合は、
リウル
を重ねます。
4)　ｔｈにはティウトゥ、zにはジウトゥを当てます。
5)　tsにはチウトゥを当てます。　
どの英字にどの字母を当てるかは以下に示します。


　6)　時々、子音が重なる場合もありますが、発音ベースで分けます。
grand、prince、stand、dinner、school

　7)　子音＋母音＋子音の組わせの場合、最後の子音は終声子音の形とし、使用する終声子音と対応する英語発音の組合せは以下のみです。
この終声子音型の場合、主語になると、主格助詞の
イ
が付き、特に本来、tの発音に使った
シウトゥ
の発音がシとなり、ロケットがロケッシとなってしまう。これでは具合が悪いので、
ウ
を付けることを検討しているようです。
終声子音になりうる英字、k、l、m、n、ng、p、t

8)　母音、ヤ行、ワ行は以下の通りです。
英字、ハングルの母音、ヤ行、ワ行の相関表
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