日本の４と７

日本の算用数字の読み方
　本HPの目的は韓国語学習ですので、混乱を招かぬために、本編から外しました。ただ、あくまで日本語をベースに韓国語学習をするので、日本語との比較という意味で記載しました。興味のある方に読んでいただければいいと思います。

　算用数字の発音は以下の通りで、中国語源ですので大変似ています。

 日本語 中国語 韓国語
　１ いち イー イル
　２ に リャン イー
　３ さん サン サム
　４ し スー サー
　５ ご ウー オー
　６ ろく リュウ リュク
　７ しち チー チル
　８ はち パー パル
　９ きゅう チュウ クー
１０ じゅう シー シプ

　日本語の場合、４は「よん」、７は「なな」とも読みます。これは中国語源ではなく、日本の固有語の「よっつ」「ななつ」から来ています。
そして、４０、７０は「しじゅう」、「しちじゅう」と言う場合はあるかも知れませんが、　４００、７００を「しひゃく」、「しちひゃく」と言うことはなく、「よんひゃく」、「ななひゃく」と言います。千、万、億もそうです。４の場合、「し」は「死」を連想するということがあるのかも知れませんが、明らかに発音しにくいということだと思います。７の場合も発音しにくいというのがあるかも知れませんが、これは「いち」との混同を避けるということだと思います。いずれにせよ、漢字語の発音に、適当に固有語を混ぜて使っています。悪く言えば「日本人はいい加減」、よく言えば「柔軟性がある」と言うことなのでしょう。
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